あとで読み返すためのお父さん日記

色々忘れちゃうので残してます。

ゆるすということ

「ゆるす」とはどういう意味か、なぜそうすべきかを書いた本。

人を許したかどうかを確かめる方法は難しい、許そう、許そうと思っていても、何かのきっかけで思い出して心臓の辺りがフツフツと沸き立ってくることもある。

この本は許すことの価値についてこんな風に書いている。

そして私は、こう確信しています。つまり、本当に幸せになり、心に安らぎを感じるためには、ゆるしの大切さと、自分や他人を愛することの大切さを知る必要があるのだ、と。

人生がうまくいかないとき、他人を責めたり状況のせいにしたりするのをやめなくては人は幸せにはなれません。誰かを責めても、仕返ししても、罰を下しても、幸せにはなれないのです。ゆるさなければ、求めているものは得られません。怒りや心の傷、恨みつらみ、そして心のなかの争いや他人との争いという悪循環をやめるのは自分自身だけなのです。私たちの一人ひとりが自分ででっち上げた「ゆるせない理由」を取りのぞき、自分や他人をゆるしたとき、私たちは癒され、喜びにあふれ、心が安らかになるのです。

確かに人を許すと、自分自身の幸福につながると思う。そのためには、まず被害者意識をすてることからはじめなければならない。

ゆるすことは1つのステップではなくて、複数のステップからなる。そのため最初のうちは、ゆるすのに時間がかかるが、ゆるす練習を続けることで短い時間で人をゆるすことが出来るようになると思う。

PS
翻訳者のホームページもあとがきに記載されてました
http://www.mfi.or.jp/hiroshi/