ラテに感謝! 天職はその人しだい
実家に帰ったときに妹が読んでいたので私も読んでみました。
ラテに感謝! How Starbucks Saved My Life―転落エリートの私を救った世界最高の仕事
広告業界のエグゼクティブとして君臨していた主人公が、突然解雇されどんどん坂を転がるように落ちていって、最後にはスターバックスの店員として働き始めるという実話。
「働くこととは?」ということを強く考えさせられる話なのですが、私が思ったのは
幸せになれる仕事がどこかにあるのではないかと探しまわるのではなく、その人が幸せだと感じられる仕事を見つけることが重要
ということです。
誰からも羨まれる仕事や、えらそうな肩書きが人を幸せにできるのではないということです。
どんな仕事であれそこから満足感を得ることができるかどうかはその人次第ではないでしょうか。
これは言われなくても誰もが理解していることだと思うのですが、ついつい転職情報などをみていると、どこかにいい仕事がないだろうかと探してしまいます。
しかしそれよりも重要なのは自分の本当に望んでいることに正直であることだと思います。
この本の著者も巻末でこんな風に言っています。
それまでは自分の心の声を聞いたことがなかった。家族や友人の大きな期待、形に見える成功だけを重んじる無数の広告のせいで、それはかき消されてしまっていた。
しかし、遅ればせながら、自分の心を信じることが、本当に幸せをつかむ唯一の方法だと知った。何が幸せか、どうやって幸せになるかは人それぞれだ。ただ、心の声を聞きさえすればいい。
他人の期待に縛られて生きていないか?
ときどき考えてみたいと思います。
ラテに感謝! How Starbucks Saved My Life―転落エリートの私を救った世界最高の仕事 マイケル・ゲイツ・ギル 月沢 李歌子 by G-Tools |