あとで読み返すためのお父さん日記

色々忘れちゃうので残してます。

待望の第一子。忘れないうちに当日の様子と気持ちを残しておく。

2016年9月5日に待望の第一子が生まれました。

 

奥さんと結婚してから6年。妊活を開始してから5年ほど。本当に待ちに待った我が子でした。

 

当日の様子と感じた気持ちを、忘れないように残しておこうと思います。

 

奥さんが入院したのは、9月4日無痛分娩なので翌日9月5日か分娩予定日。

 

4日は一緒に奥さんと午前10時に病院に入院手続き。ランチを食べて、しばらく病室で過ごしてから午後3時位に帰宅。

 

翌日はお昼くらいにくればいいということなので、帰宅後適当にご飯を食べて、就寝。早めにベッドに入ったけれどよく寝れず。1−2時間毎くらいに起きてしまい。ダラダラしながら体だけは横に。

 

そのまま朝を迎えて、朝食を食べて、カメラとかの用意をしてから病院へ。

 

奥さんはすでに分娩室に移動していました。すでに軽く破水したとのこと。担当からは、破水していて、時間をかけすぎると感染の危険があるので、今日中に出産しましょうとのこと。

 

陣痛促進剤をどんどん増やすも、子宮口が全然広がらない。17時位には陣痛が2分に1回くらいまでの間隔になっているのに、子宮口が広がる気配がない、、。

 

隣のベッドでは産気づいている別の奥さんがいて、うなり声がどんどん強くなっていく。

旦那さんも到着して、痛みも最高潮へ、、、。

「痛いー、痛いー」と信じられないくらいの大声で苦しんでる。

 

すぐ近くにいる自分の奥さんの声が聞き取れないくらい、、。あそこまでの痛がりっぷりを聞いていると、こっちまでドキドキしてしまう、、。

 

で、肝心のこちらのようすはというと、、、。

 

途中で助産師さんが交代。ちょっと体位を変えましょうねー。と右腹を下にした直後、胎児の心拍が急激に低下。180くらいから一気に80へ。

 

バタバタバタっと看護師さん助産師さんがベッドに近づいてきて、奥さんを四つん這いにさせたり、酸素マスクを口にはめたり。

 

「なにこれどうなってるの」と思いつつも、処置をするので、自分はカーテンの外へ。

 

子供の心拍が戻ったのかも、よくわからないまま、しばらく待たされる。となりの奥さんの叫び声はますます大きくなり、こっちは不安MAX。

 

10分位奥さんの様子が全くわからなくなり、お医者さんもエコーとか詳しく調べてみたい。

 

やっと、お医者さんから現状説明。エコーの結果、胎盤が剥がれているような様子はまだ見れないのだが、赤ちゃんの心拍が低下していることもあるので、このまま粘るのは危険。帝王切開に切り替えるとのこと。

 

この説明も隣の奥さんの声に消されてしまいよく聞き取れず、、。

 

そんな状況のなか、手術の同意書にサイン。あとはぱぱっと極めて手際よく手術の準備。

 

赤ちゃんが出てくるまで30分、奥さんが出てくるのが2時間後ですよという説明をうけて手術室の前で待つ。

 

そんなドキドキ状態のなか奥さんの両親から電話が。状況を説明するといまから行くとのこと。こんなバタバタしてる状況でくるなら、もっと早く来いよ、とか内心思ってましたが、、。

 

30分という話のはずが1時間たっても出てこない、、。不安になる中、1時間経過するくらいにやっと手術室から出てきた!

 

初めてたいへんした息子をみた感想はというと、、。

 

土偶??目が腫れ上がってて、ほそーくしか空いてなくて、完全に土偶、、。

 

土偶は宇宙人をモデルにした、とかいう説がありますが、新生児でしょ!と思いましたね。

 

奥さんも2時間半くらい経過してから出てきて、奥さんの両親も合流。

 

いやー待ってるだけだけど、疲れた疲れた。

 

8時過ぎに、面会時間も終わるので、その日は帰宅。

 

ちかくの中華料理屋で刀削麺を食べながら一人で祝杯を上げました。

 

スマホで撮影した赤ちゃんの写真を見てたら、中国人の店員の方も、話しかけてくれて、一緒に喜んでくれました。

 

やっと、このあたりで無事親になれたことを実感。

 

子供をみた瞬間は泣かなかったけど、帰り道、一人で泣きました(笑)