憧れのハッセルブラッドをついに手に入れるまで。
ハッセルブラッドというカメラの存在を知ったのはいつだったか、、。
写真家、濱田英明さんがお子さんの素晴らしい瞬間を切り取った写真集「ハルとミナ」を買ったのがきっかけだったのかもしれません。
濱田さんは、この写真集を中判カメラ、Pentax 67で撮影されています。
「ハルとミナ」の写真がどれも素晴らしく、それ以来中判カメラがずっと気になっていました。
「中判カメラの教科書」なんて雑誌まで手に入れて、どの機種にしたらいいか夜な夜なこの雑誌に紹介されているカメラの情報をウェブで検索して、フガフガ悩んでいましたよ、、。
その中でもとにかく気になったのが、ハッセルブラッド。名前もかっこいいし、見た目もかっこいい。スウェーデン製で、レンズがカールツァイスというスペック的な部分も含めて気に入ってしまいました。
ところがハッセルブラッドと一口に言っても実はいろいろな機種があります。500C, 503CX, 503CXiなどがあり、何が違うのか?
一番入手しやすいと思う、500シリーズについてざっくりまとめてみました。
ハッセルブラッド500シリーズの系譜
- 500C
500シリーズの初代モデルです。
- 500C/M
500Cの改良版。MはModifyの意味。スクリーンマットを工具無しで交換できるようになりました。
- 503CX
内部の反射防止剤がパルパス材に変更。TTL調光が可能に。明るいアキュートマットを標準装備。
- 503CXi
ソフトレリーズ、ワインダーを装備。ソフトレリーズ、ワインダーを外した廉価版モデル501Cがある。
- 503CW
アキュートDを装備、ミラーを改良。ソフトレリーズ、ワインダーを外した廉価版モデル501CMがある。
詳細はこちらの記事が参考になります。
SX-70 FOREVER Blog : 〜ハッセルブラッドの薦め〜 500C と 500C/M と 503CXとか503CWとかとか
考えた結果、機種は500C/Mに決めました!購入する機種を絞り込んだところで、いざ実物と対面です。
なんともタイミングのいいことに中古カメラショップ17店舗が一度に集まる、銀座松屋中古カメラ市が開催中でした。会場に一歩足を踏み入れると、カメラ、カメラ、カメラ、、 (ほぼ全部フィルムカメラです)
会場で実物をみて、その日は一度家に帰り、また検討、なんてことを3回くらい繰り返し、とうとう我が家にやってきたハッセルブラッド!!
購入店舗はアカサカカメラでした。台東区にあるのになぜかアカサカ。