謎に包まれたカメラ Voigtländer VITO C
謎に包まれたカメラ Voigtländer VITO C
まずはこちらのカメラをご覧ください。
ちょっとカメラに詳しい人なら思いますよね。「MINOX 35」のコピーじゃんと。
でもこれコピーといってもVoigtländer製なんです。ちゃんとMADE IN GERMANYと書いてあります。このチープ感たっぷりの外観なのにVoigtländer製。Voigtländer製なのにチープ。そういうギャップがいいですよね。しかも同名で別製品もあるんです。そちらは初代VITO C。もっと重厚な作りです。
Baldaというメーカーが作ったらしいですが、調べてもあまり詳しい情報は出てきません。日本語の情報はほぼ皆無。いろいろ謎なカメラですが、まぁ有名なカメラのコピー製品なんてこういうものですよね。
入手の経緯はヤフオクです。ヤフオクを見ていたらたまたまみつけてしまったんです。MINOXっぽいな、あれ違う、なんだこれ、調べても情報でてこないし。外観綺麗だから動きそうだな。前からMINOXは欲しかったんだよな、、、。と気付いたらポチってました。新しいカメラが増える時なんてこんなもんです。
実際に手に持ってきた感覚は「ちっさ!」です。Lomo LC-Aも持っているんですが、あれよりも小さくて軽いですね。頑張れば胸ポケットにも入りそうなくらい小さいです。あとシャッターがとても軽いんですね。軽く触れただけでシャッターが切れます。
ということで早速、写してみた結果です。
Camera : Voigtländer VITO C
Film : KODAK GOLD 200
東京に珍しく雪が降るかもという予報があった日の前日の様子ですね。
COVID-19のせいで誰もいない運動場。
思ったよりシャープに写ります。シャープなのに粒状感がたっぷりでフィルムカメラらしくていいですね。
そして天気予報通りに雪が降った翌日の様子
一面真っ白
白にピンクの桜の花が映えますね。
ピントはゾーンフォーカスなんで目測ですけど、ファインダーないに目盛りがでるので、これを目安にすると盛大にピントを外すなんてこともなく。
ピントリングはちょっと回しにくいですね。本体が小さすぎるからかもしれません。ピント合わせはLOMO LC-Aのほうが簡単だと思います。
サブとして1台もっていきたいなんて時に最適なだと思います。