Mamiya 645 Superの操作方法でわからなったところを調査
Mamiya 645 Superを購入したんですね。唐突にですが。
中判の645ならPentax N645がすでにあるんですが、N645にはないフィルムホルダーの交換機能とか、なんていうかハッセルブラッドっぽさに惹かれてしまいました。
いやなんならハッセルだって持ってるんですけどね。実物を見に行ったら、カジュアルハッセルというか、簡単に外に連れ出しやすい感じがしたので、我慢できずにお買い上げです。
細かい操作方法は解説しませんが、操作方法がいくつか不明なところがあったので、調べました。
日本語の操作マニュアルは入手できなかったのですが、Googleで調べてみると英語版のPDFファイルがあったので、それで調査です。
1. シャッターダイヤル
丸◉ 通常のAE(絞り優先)露出
四角🔳 AEロック
まずこれがシャッターダイアルなんですが、丸と四角のマークがあります。この2つの違いってなんだろうなーと思っていたんですが、英語のマニュアルでは、
"The red ●mark is the AE position. and ◼️Lock position. These marks are used with the AE Prism Finder N"
と説明されていたので、
丸 通常のAE(絞り優先)露出
四角 AEロック
ということですね。実際にやってみると、四角マークのところでシャッター半押し続けると、シャッタースピードが固定されます。
次は測光方法の設定方法。これはビューファインダーのところで設定します。
2.ビューファインダー
AV 平均測光
AUTO A-S 平均からスポットの自動切り替え
SP スポット測光
これもビューファインダーのマニュアルを見たら記載がありました。やはり英語ですが。
"Three AE metering modes can be selected; Spot, Average, And Auto-Shift (automatic changeover from Spot to Average or vice-versa)"
とあるので、AVが平均測光、SPがスポット測光です。
SPのスポット測光の測光範囲については記載がありませんでしたが、ファインダーのフォーカスリング用のサークルの部分とかなんでしょうね。きっと。
Auto-Shiftは、Spotから平均へ、平均からスポットへと自動的に切り換ええてくれるそうですが、もう少し詳しい動作が気になります。
マニュアルの英文を直訳ですが記載しますと、、
Auto-Shifモードが設定では次のように測光方法が動作します。
- スポット測光で計測した明るさが、平均測光で計測した明るさより1.5段以上暗い場合、スポット測の値が採用されます。
- スポット測光と平均測光で計測した明るさが概ね同じであれば平均測光の値が採用されます。
- スポット測光で計測した明るさが、平均測光で計測した明るさより0.75段から1.5段の範囲内で暗い場合、AEファインダーは中間値(中央重点測光と同等)を採用します。
Auto-Shifモードにしておけば、人物の顔が逆光で暗いような場合には、スポット速攻してくれるし、画面全体が平均的に同じ明るさであれば平均測光を使うと。スポット測光部分が少し暗いだけの場合には、スポットと平均の測光の中間値を使うことで、スポット測光ほどではないけれど中央重点測光にしますよってことですね。
なかなか便利ではないですか!
3.シャッターレリーズボタン
黄 1/60固定の機械式シャッター
白 通常の電子シャッター
赤 ロック位置
あと他にわからなかったのが、シャッターレリーズボタンの3つのマークと本体右横のMultiという切り替えレバー、 これも調べていきます。
こんな風にシャッターレリーズボタンには黄色、白、赤と3つのマークがあります。
マニュアルによると
黄 1/60固定の機械式シャッター
白 通常の電子シャッター
赤 ロック位置
となっていました。
黄のマークに合わせると電池切れなどの場合でも1/60の固定でシャッターを切ることができるわけですね。
通常使用する場合は白にしておいて、持ち運ぶ場合は赤に合わせておくという使い方になると思います。
4. MULTIレバー
MULTIにあわせると多重露出
あとはこちらのMULTIレバー。
MULTIにあわせると多重露出が可能になります。シャッター巻き上げノブを回してもシャッターチャージは可能ですがフィルムは送られないので、多重露出ができるという仕組みですね。
これも普段の撮影の場合は、MULTIにはしないで白いマークに合わせておきましょう。
以上ちょっと触ってみてすぐには使い方のわからない箇所でした。
実際の撮影結果は次の記事に載せる予定です!