あとで読み返すためのお父さん日記

色々忘れちゃうので残してます。

15年前の治療ミスが原因で前歯を失うことに

本日改めて口腔外科に行ってきた。

 

今回は詳しい説明を聞くことができ、結論から言うと今のところ癌とか悪性の腫瘍ではなく、前回と同様の膿疱であろうと言うことだったので少し安心した。

 

この口腔外科の担当の先生の診察を受けるまでに日にちがあったので、いつもお世話になっているT歯科の先生にも相談に行ってきていた。

 

T歯科の先生の話では、過去の前歯の根のレントゲンをみると根が2つに分かれているように映っている。これは通常ではありえないらしい。(以前に別の歯科で治療をした場所。K歯科としておく)

 

これが原因になって膿疱が再発しているし、2つに分かれているところは、本来の根のところに入れるべき芯棒のようなものが歯を突き抜けてしまっているので、もう遅かれ早かれこの歯は使い物にならない。残しておいたとしてもこれが原因でまた再発するだろうから抜歯したほうがいいだろうとのこと。

 

治療方針としては隣の歯の根の治療も十分ではないのでまずそこを治療し、その後根が2つになってしまった歯を抜歯、その後ブリッジで失われた歯を形成と言うものだった。

 

そして今日の口腔外科の先生も概ねおなじ意見。

 

最初の説明では、治療ミスのようなことは明言をさけていたのだが、T歯科の説明の内容を伝え、いまはK歯科の治療を受けていないことを説明すると、おそらくK医師のミスであろうことを言っていた。

 

もともとK医師の紹介でこの口腔外科にお世話になった経緯もあり、ちょっと言い出しににくかったのかもしれない。

 

過去の経緯をまとめるとこうだ。

 

  1. もともと前歯の根のところに膿疱ができる。これは歯が由来の膿疱ではなくうまれつきのようなもので、避けることはできなかったこと。

  2. これをK医師から紹介してもらった口腔外科で手術で取り除く。

  3. 歯の根の治療ではK医師が担当。ここで治療ミス。

  4. 15年たって膿疱が再発。前回より大きさは小さいが、骨を侵食している深さは今回のほうが深いような気はする。(これは医師の診断ではなく、ぼくの記憶をもとに比較したはなし)

  5. そしてまた再度治療をやり直すことになった。

 

これが経緯だが、歯の根の治療ミスさえなければ、いまの歯を温存できたと思うと色々憂鬱だ。だけど嘆いてもしょうがないので今後のベストの選択肢を考えていかなければいかない。

 

口腔外科と歯科で意見が違う部分は膿疱の摘出方法だ。

 

歯科の先生は抜歯するときにあわせてその抜歯した穴から摘出するとのこと。これは摘出というよりは押し出すというようなものだろう。

 

口腔外科の先生は、抜歯の際、歯茎の前の部分の歯肉を切開して膿疱部分を露出させる。病変にアプローチができない場合、口の中側からも切開して取り除く。その際にCTの結果で気になる部分があるので、そこも診察すると。

 

今後徹底的に治すことを考えれば抜歯の方法は口腔外科的に行った方がいい気はする。病変部を直接見れるか見れないかの差は大きいと思う。

 

ただ聞いただけでもダメージが大きそうな術式だ。前回は前側からのアプローチだけだったが、それでも唇から鼻にかけて2倍くらいに顔がパンパンになった、、、。

 

どの治療方針で行くかは悩ましいところだが、今後の経緯をみながら相談して決めていくことにしょう。